なぜ遺言書を書いたほうがいいのか〜誰も言わないけど大切なこと〜

「そろそろ遺言書を書いたらどうですか?」

などと,言われたことがあるでしょうか。
きっと,言われたことがある人は,ごく少数でしょう。

なぜなら,遺言書は基本的に書いた方が亡くなった時のことを想定して書くことであり,それを勧めること事態が,ある意味亡くなることを何らかの形で期待しているのではないか,と取られがちだからです。

そのような意図はなかったとしても,そう取られる可能性が少しでもあるのなら,人間関係(まして一定の近親者である場合が多いです)をぎくしゃくしたものにしたくないので,そのようなアドバイスをする親族は,さほどいません。

実際に,法律実務家である私自身が,遺言書の有用性を十分に熟知していたとしても,親に対して遺言書を書くことは未だに勧めていません。


このようにして,遺言書を書くことを勧められずに,何も準備しないまま,相続の時を迎えることが大多数と言えます。
それで問題がない場合もほとんどですが,遺言書がない場合に大問題に発展することもあります。

実際問題として,このサイトをご覧いただいている方は,これから遺言書を用意しよう,という方ではなく親族に遺言書を用意してもらいたいけどどうしたらいいのか,という場合が多いと予測されます。


だから,私自身はこのように勧めています。

「60歳を過ぎたら誰でも遺言を書いたほうがいい」



実際のところ,遺言書を書いておいた方がいい人と,そうでない人がいます。
しかし,書かなければならない人が書いておかないことの方が,なにかと問題になります。

だから,誰もが書くべし,と勧めることになります。


具体的には,まず法律の専門家に対して遺言書の作成をした方がいいかどうか,アドバイスを求めることをお薦めします。
新聞や書籍などで遺言制度がどのような物かを調べ,自分にとって必要かどうかを判断することも可能かもしれません。

実際,このサイトにも遺言書について,かなり専門的な内容も含めて書いてあります。


しかし,これらの内容を読んで理解するより,法律家に聞いた方が,はるかに早くて楽であることは確かです。
また,無料相談を実施している法律の専門家であれば,費用もかかりません。




結局は,遺言者本人が,遺言書を書こうと決めない限りはどうしようもない問題です。
しかし,残される側としては,

「60歳過ぎたら,誰でも遺言書を書いたほうがいい,とどこかの司法書士が言っていたよ」

と言ってみることで,興味を持つかもしれません。


なぜ,遺言書を書かなければならないのでしょうか。


遺言書は,お金持ちが書く,というイメージを持っている人がいるかもしれません。
しかし,預貯金の口座を持っているだけで,それを払い出し手続をする為の手続に手間暇が掛かり,難しければ専門家に依頼しなければなりません。
それを,遺言書を書いておくことで,回避できます。

大した土地,建物を持っているわけではないから,遺言書など必要ない,という方がいます。
その土地や建物の名義変更をするにあたって,非常に苦労したり,最終的に名義変更ができなかったりしてしまう場合もあります。

複雑な相続手続の依頼を受け,その手続の説明をしたときに,
「遺言書さえあれば,このような複雑な手続はいらないのですが…」
と言う場合もあります。

もちろん,相続人の方が,
「遺言書さえ残しておいてもらえればよかったのに…」
とうつむいておっしゃる方も増えています。

親族の方から,遺言書の作成に関する依頼を受け,その翌日に亡くなってしまったケースもあります。
必要だから作成しようとしても,手遅れになることすらあります。

だから,遺言書は,書かなければなりません。
なるべく早く,元気な間に。

だから,60歳を目安として,遺言書を書くことをお薦めしています。

遺言書は何度でも書き直せます。
一度書いても,後でまた作り直すことも可能です。
書いてしまったことに縛られる必要は全くありません。


ただ,本当に遺言書を作成することが全く不要な方も稀にいます。
だから,一度法律の専門家に,遺言書について詳しく話を聞いてみてはいかがでしょうか。


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